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ニキビ

ニキビとサヨナラしよう

まず、初めに断言しますが、「ニキビは皮膚の病気」です。尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)というれっきとした病気なのです。 多くの方が経験する身近なものであり、年齢が上がると自然に改善していくことが多いので、「病気」としての認識が薄く、軽視されがちです。しかし、その結果、ニキビが悪化し、ニキビ跡が残るなんてことも・・・。そうならないためにも、「ニキビ」を理解し、正しい対処を行うことが重要です。

 

そもそもニキビができる原因は?

ニキビができる原因を挙げると、 ストレス、ホルモンバランス、睡眠不足、紫外線、便秘、不規則な食生活、間違ったスキンケアなどなど いくつもの要因が絡み合っているので、なかなか「原因はこれです」と一言で断定することは難しいと思います。人の数だけニキビの原因があると言っても過言ではありません。

 

ニキビができるメカニズムは?

簡単に言ってしまうと、

1【毛穴が狭くなる】

2【毛穴がつまる】

3【炎症が起きる】

4【化膿して炎症が広がる】

といった流れです。細かく見ていきます。

1【毛穴が狭くなる】

肌の細胞には、一定周期毎に代謝を繰り返すターンオーバーという機能があります。この機能が低下することで、徐々に角質が厚くなり、毛穴の出口を角質がふさいでしまいます。また、思春期やホルモンバランスの崩れによって、男性ホルモンの分泌が増え、皮脂が多く分泌されます。この毛穴に皮脂がつまり始めた状態を「微小面ぽう」と言い、まだ目には見えないくらい小さいものです。なんと、わたしたちがニキビを認識するずっと以前に、すでにニキビはできているのです。

2【毛穴がつまる】 このあたりから、目で見えてきます。「白ニキビ」や「黒ニキビ」の段階です。 白ニキビとは、皮脂が毛穴につまった状態で、小さな白い点に見えるニキビです。 黒ニキビは、白ニキビがさらに進み、毛穴が開いて、メラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見えるニキビです。 この段階で何が起こっているかというと、「アクネ菌(ニキビ菌)」が毛穴で増殖しています。このアクネ菌ですが、実は誰もが持っている菌で、皮膚を弱酸性にして他の病原菌の繁殖を抑える役割を持っています。問題なのは、皮脂が豊富なところで繁殖しやすい性質を持っていて、過剰に繁殖した場合なのです。

3【炎症が起きる】

「赤ニキビ」と言われる状態です。炎症を伴って赤く盛り上がるニキビです。毛穴の中にある手包(もうほう)と呼ばれる場所で、増殖したアクネ菌が活発になり、炎症を起こすさまざまな物質が作られてしまいます。

4【化膿して炎症が広がる】 赤ニキビがさらに悪化し、化膿した状態です。てっぺんに黄色い膿が見えるので、黄色いニキビと言われたりします。この状態では、手包の組織が破壊され、炎症を起こす物質が外へと出てしまい、まわりに広がってしまいます。さらに、重症化することで、ニキビ跡が残ってしまう可能性が出てきます。

 

ニキビを予防・悪化させないためには?

まずは、肌を清潔に保つことです。汗をかいたらすぐに拭いて、洗顔を心がけましょう。洗いすぎは逆効果ですので、刺激を与えないように、優しく丁寧が基本です。時々、ニキビを触ったり、つぶしたりする方がおられますが、ニキビを悪化させる原因となりますので、気になっても触らないように。ただ、膿疱・嚢腫といった状態になると、さわらずに奉仕したことで長期にわたって感染が続き、隆起したニキビ跡になって残ったりしますので、つぶしたいほど気になるときは皮膚科・美容皮膚科などの受診をおすすめします。次に、スキンケアです。ニキビができるのが嫌でさっぱりとした化粧水しかつけないという方もいますが、化粧水などで肌の水分を保ち、乳液やクリームで保護して水分を包み込むようにしましょう。また、お化粧などにも注意が必要です。ファンデーションは厚塗りしてしまうと、毛穴がふさがり、アクネ菌が繁殖しやすくなります。今ではノンコメドジェニック対応の化粧品がほとんどですが、長時間お化粧をした状態で皮膚に酸化物質がとどまっているのがよくありません。帰宅したらなるべく早く洗顔してお化粧を落とすようにしましょう。最後に、これが一番重要かもしれませんが、適度な睡眠やバランスのよい食事など、規則正しい生活を心がけ、ストレスを減らしましょう。睡眠不足や偏った食事は、お肌の天敵以外の何者でもありません。

 

ニキビ治療は皮膚科へ

微笑んでいる先生の写真このように、ニキビはれっきとした病気です。たかがニキビと思わず、風邪をひいたら、病院へ行くように、ニキビも病院で治療しましょう。当クリニックでは、飲み薬や塗り薬などの保険治療を中心に、薬の塗り方やスキンケアの指導も行い、同じ保険治療でもひと味違う治療を目指しています。また、ストレスで急激に悪化したニキビや、フェイスラインに繰り返す硬い大きなニキビなどは外用薬だけでは治療しにくいものです。ご相談ください。
保険治療だけでは難しい症例にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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